サードウェーブコーヒーと日本の純喫茶

サードウェーブコーヒーが日本国内でも人気を集めていますが、ハンドドリップで1杯ずつ…と聞いて「それは昔から日本にもあるのでは?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。コーヒーにこだわりのあるマスターやママが、一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れて提供するお店は純喫茶と呼ばれ、古くから親しまれてきました。
実際「コーヒー界のアップル」と評されるコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」の創始者ジェームス・フリーマンは、日本の喫茶店をとても気に入っており、参考にしてブルーボトルコーヒーを発展させたと言われています。ちなみに、ブルーボトルコーヒーは元々クラリネット奏者であったフリーマンがコーヒーを販売し始めた当初、友人のガレージを借りていたこと、そしてその後の成功から「コーヒー界のアップル」と呼ばれるようになったそうです。
国内では、スターバックスやドトールコーヒーのように、カウンターで注文して自分で席に運ぶといった形式のコーヒーチェーン店が増えていましたが、サードウェーブコーヒーの広まりもあり、昔の純喫茶のようなコーヒーショップが増えているそうです。
純喫茶が最も華やかだった大正・昭和初期の頃には、個人で生産者と直接取引するダイレクトトレードはコストも高く、通信も難しいためハードルの高いものだったようです。ネットの普及した現在だからこそ、個人でもダイレクトトレードが可能になったと言えるかもしれません。