サードウェーブコーヒーと缶コーヒー

シングルオリジンのコーヒー豆をダイレクトトレードで仕入れ、豆に合わせて煎り、ハンドドリップで1杯ずつ淹れるサードウェーブコーヒーは、缶コーヒーとは正反対のコーヒーという印象が強いのではないでしょうか。缶コーヒーは大量生産が大前提で、基本まとめて作り置きされたものですから、相違点の方が多いと言えるでしょう。
けれど、日本コカ・コーラの缶コーヒーブランド「ジョージア」では、サードウェーブコーヒーのエッセンスを取り入れた缶コーヒーを発売しています。
これは、サードウェーブコーヒーの人気を受け、国内の先駆者として業界でも注目されていた、東京恵比寿にある「猿田彦珈琲」のオーナーを社内の勉強会の講師として招いたことがきっかけで、生まれた商品だそうです。街中に小さなコーヒースタンドが出来たり、コンビニのレギュラーコーヒーに人気が集まるなど、より美味しいこだわりのコーヒーが求められているなか、ジョージアではサードウェーブコーヒーのクラフトマンシップ精神を取り入れた商品が作られることになりました。
そのパートナーとして猿田彦珈琲のオーナーが招かれ、商品完成後には、オーナー自らTVCMにも出演するなど、異色のタイアップが話題となりました。完成した商品のうちのひとつ「ジョージア ヨーロピアン 香るブラック」には3種類のアラビカ豆だけのブレンドが使われ、上品な苦味とキャラメルのような香気、そしてなめらかで素直な口当たり楽しめる一本となっているようです。