サードウェーブコーヒーの価格

お洒落な空間でコーヒー豆の個性を楽しむサードウェーブコーヒーは、個人のコーヒーショップだけでなく大手コーヒーショップチェーンも参入するなど人気の広がりを見せています。サードウェーブコーヒーの発祥の地と言われているアメリカのポートランドでは、お手頃価格というのもサードウェーブコーヒーの特徴であるようですが、日本国内のサードウェーブコーヒーは、今までのコーヒーよりも高めに価格設定されていることが多いようです。
コーヒー豆をシングルオリジンで仕入れることは、ダイレクトトレードで中間業者にかかるコストを抑えても、それなりに価格がかかります。しかも、コーヒー豆を買い叩くのではなく、生産者が生産に費やしたコストをきちんと考慮し、より品質の良いものを生産し続けられる価格で買うことがサードウェーブコーヒーの大切な条件でもあります。
さらに、一杯ずつハンドドリップで淹れるということは、時間もかかるため、提供するコーヒーショップ側としてはコーヒーの価格に原価やコストなどを反映せざるを得ないということかもしれません。少し高めの価格設定にもかかわらず、人気がある理由としては、「深煎りよりも浅煎りが好き」という理由はもちろん、どこの産地のものか分からない豆が混ざっている不安がない、自分の支払うコーヒー代が生産者の生産活動や日々の暮らしの向上に役立つ、という様々なことを含めて一杯をより味わえる、ということが挙げられるのではないでしょうか。