サードウェーブコーヒーの特徴

サードウェーブコーヒーでは豆の味をより深く楽しむため、一杯ずつハンドドリップされて淹れられるという特徴があります。使われる豆も、国やエリア別など従来の種類分けに対し、単一種の苗木から収穫されたものだけが使用されます。より品種や生産地の個性をワインのように楽しむためだと言われています。そして、豆の煎りは豆本来の味が味わえる「浅煎り」がサードウェーブコーヒーの主流です。強い酸味があり、フレッシュなコーヒーを楽しむことができます。
そして、サードウェーブコーヒーではコーヒーの味だけでなく、コーヒー豆を生産者とお店がダイレクトトレード(直接取引)しているという事も大きな特徴です。昔から発展途上国などで多く生産されてきたコーヒーは、様々な中間業者が取引に絡み、生産者にはあまり利益が入らない仕組みとなっていました。生産者と直接取引することで、生産者の生活を守り、高品質なコーヒー豆を提供してもらう、というモデルがサードウェーブコーヒーの基本的な考え方だそうです。
豆にも仕入れ方法にも、煎り方や淹れ方などにこだわったコーヒーは、混雑時には待ち時間が発生することも考えられ、一杯をゆっくりと楽しめるよう店内もゆったり過ごせるよう配慮されたお店で出されることが多いようです。価格は、大手コーヒーチェーン店などが提供するコーヒーなどに比べて高めなことが多いようですが、利益分ということではなく、豆の品質や淹れ方などへのこだわりに対する価格設定であるそうです。